コンタクト管理
取り込んだ名刺情報を検索・編集・整理する方法と、FreeGroup2 独自の「Person」「Contact」という二層管理の考え方を説明します。
Person と Contact の概念
FreeGroup2 では、人物に関する情報を 2 つの階層で管理します。
| モデル | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| Person(人物) | 「実在する 1 人の人物」を表す。氏名やメールが変わっても同じ Person のまま | 山田太郎さん本人 |
| Contact(コンタクト) | 1 枚の名刺のスナップショット。受け取った時点の所属・連絡先を保存する | 2024 年に受け取った山田さんの名刺 |
たとえば山田太郎さんから 3 年前と今年で 2 枚の名刺を受け取った場合、
Person:山田太郎(1 件)Contact:3 年前の名刺(A 社の課長)/今年の名刺(B 社の部長)(2 件)
という構造で保存されます。これにより「同じ人なのに会社が変わった」「異動で部署が変わった」といった履歴を失わずに管理できます。
Contact のステータス
1 人の Person に複数の Contact が紐づくとき、それぞれの Contact には次のいずれかのステータスがつきます。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
primary |
主コンタクト。Person を代表する最新の情報 |
active |
副コンタクト。過去の名刺として履歴に残る |
inactive |
非アクティブ。マージで取り下げられた等 |
検索や一覧表示では主に primary の情報が使われます。
Person のステータス
| ステータス | 意味 |
|---|---|
active |
通常の人物 |
merged |
別の Person に統合され、自身は無効化された |
archived |
アーカイブ(離職等で運用対象外) |
コンタクトの検索と絞り込み
メニューから「コンタクト一覧」を開くと、登録されているコンタクトが一覧表示されます。
検索
画面上部の検索ボックスにキーワードを入れると、以下のフィールドを横断して検索します。
- 氏名(フルネーム・姓・名)
- 会社名・部署・役職
- メールアドレス・電話・携帯
- 住所
- メモ(notes)
部分一致で検索されるため、「山田」「example.com」「営業部」のようにざっくり入力すれば見つかります。
絞り込みフィルタ
サイドバーやヘッダーから次の条件で絞り込めます。
- ステータス(primary / active / inactive)
- 登録日(期間指定)
- 登録ユーザー(自分が取り込んだ名刺だけ表示、など)
- 重複チェック済み / 未チェック
並び替え
一覧の各列の見出しをクリックすると、その列で昇順・降順に並び替えられます。氏名・会社名・登録日などが対象です。
コンタクトの編集
一覧から行をクリックすると詳細画面に移動します。フォーム上で各フィールドを編集し、「保存」を押すと変更が反映されます。
編集できる主なフィールド:
- 氏名(full_name / last_name / first_name / salutation_name)
- 会社名・部署・役職・支店・肩書き
- 連絡先(email / phone / mobile / fax / website)
- SNS(twitter / linkedin / facebook / github / instagram)
- 住所・郵便番号
- 言語(lang)
- メモ(notes)
ステータス(primary / active / inactive)も切り替えられますが、これは Person のマージ運用と関係するため、通常は重複統合の画面から操作することをおすすめします。
コンタクトの削除
詳細画面の「削除」ボタンから削除できます。ただし、コンタクトは「実際に受け取った 1 枚の名刺の記録」なので、誤ってアップロードしたものを除き、原則として削除よりも inactive への変更を推奨します。
削除すると次のものも合わせて消えます。
- 紐づく名刺画像(BusinessCard)
- フィールドの信頼度情報(ContactFieldConfidence)
削除した内容は基本的に元に戻せません。重要なコンタクトはバックアップを取ってから操作してください(バックアップ を参照)。
重複統合(マージ)
同じ人物の名刺を別々に取り込んでしまった場合、重複統合機能で 1 つの Person にまとめられます。
- 重複候補画面、または対象のコンタクト詳細画面から「マージ候補を表示」を開く
- 同一人物だと判断したら「マージする」を実行
- 片方の Person は
mergedステータスになり、Contact は残った Person の下に集約される
マージは履歴として記録され、必要なら「マージの取り消し(Undo)」も可能です。誤って統合してしまった場合は、コンタクト詳細から「マージ復元」を実行してください(権限が必要)。
エクスポート
将来的に CSV / vCard 形式でのエクスポートに対応予定です。現時点で必要な場合は管理者に依頼して、DB から直接出力してもらってください。